予防治療
毎日ちゃんと歯磨きをしているのに、どうして虫歯ができるのだろう…?
歯周病は歳を取ればかかっても仕方がない病気だ…
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
現在の日本において、虫歯や歯周病にかかったことがない、という人はそれほど多くはなく、毎日歯磨きをしているのにも関わらず、虫歯や歯周病にかかってしまうという方が大半です。
このようなことが起こる原因として、虫歯や歯周病の予防に対する考え方に誤解がある、ということが挙げられます。虫歯や歯周病に悩まされない人生を送るためには、まず、予防に対する正しい方法を知り、その方法を実践していくことが大切です。
歯磨きをしているのになぜ虫歯や歯周病になってしまう?
これは多くの方がもたれる疑問だと思います。ですが、毎日2回、3回と歯磨きをしていてもお口の状態が悪化してしまうと、体質や遺伝、年のせいと考えて諦めてしまわれている方もいらっしゃることでしょう。
ですが実際は、そのようなことよりも次のようなことが原因になっているケースが多いと思われます。
正しく歯を磨けていない
歯磨きをする際、「なんとなく」自己流で行っている方が多いのではないでしょうか。ですが、歯は単に「磨けば良い」、というものではありません。虫歯や歯周病を効果的に予防するためには、ポイントを抑えた磨き方をする必要があります。
歯磨きだけでは100%汚れは取りきれない
どんなに歯磨きが上手な人でも、セルフケア(歯磨き)だけでは完全に歯の表面についた汚れは落とせないことがわかっています。実際虫歯や歯周病が発生しやすいところというのは、入りくんだ場所など、歯ブラシやフロスなどでも届きにくいところです。
調査報告によると、普通に歯ブラシだけで磨いた場合に取れる汚れは全体の6割程度、どんなに歯磨きの上手い人がフロスなどを併用して丁寧に磨いた場合でも、9割程度しか落とせないことがわかっています。
食習慣・生活習慣に問題がある
食生活や体の健康状態というのも、虫歯や歯周病のかかりやすさに関係してくるものです。いくら歯磨きを頑張っていたとしても、間食が多い、糖分をとる機会が多い、糖尿病などの生活習慣にかかっている、というようなことがあれば、虫歯や歯周病のリスクは高くなります。
虫歯や歯周病にならないための予防プログラム
当院では、皆様が虫歯や歯周病に悩まされることがないよう、次のような予防治療の取り組みを行っています。
ブラッシング指導
ポイントを押さえた磨き方のアドバイス
ただ磨いている、というのではなく、効率よくポイントを押さえた磨き方がご家庭で実践できるよう、お口のお掃除のプロである歯科衛生士がわかりやすく、丁寧にアドバイスいたします。
お一人おひとりに最適な磨き方をご提案
お口の状態はお一人おひとり違います。それゆえ、患者様それぞれに最適な磨き方というのは異なります。患者様の口腔内に合わせた歯ブラシの選び方、必要な清掃器具などを含め、より効果的に磨けるよう、ピンポイントのアドバイスを行います。
食生活、生活習慣上での注意点
患者様の食生活、生活習慣などを踏まえながら、お口の健康を保つための注意点などについてもご提案いたします。
PMTC(ピーエムティーシー)
定期的なプロによるクリーニングで汚れを完全除去!
毎日の歯磨きで取りきれないような汚れを、定期的にプロが専用の機械や器具を用いて隅々まで徹底的に取り除き、磨きあげて虫歯や歯周病にかかりにくい状態を維持していきます。
このクリーニングを行うことで、虫歯・歯周病予防効果が高まるだけでなく、歯の色が明るくなる、お口がすっきりして気持ちいい、口臭が改善する、など様々な嬉しい効果も得られます。